Winback 店長です。

先日、ハードディスク2台巨頭の一角、Seagate社よりSOHOや中小企業などでのNAS用途に特化したというハードディスク、その名も「NAS HDD」を発売する旨の発表がございました。

NAS専用HDDといえばウェスタン・デジタル社製の「WD RED」がなんといっても有名ですから、シーゲイト製「NAS HDD」はどうしたって追随者の誹りは免れ得ないわけですが、この新製品の市場への投入によってユーザ様側の選択肢が広がることは間違いありませんから、これは歓迎すべき事象ではないかな、と思う次第であります。

気になるスペックについては比較表にまとめたものを掲載させていただきますが、結論から申し上げると

・Seagate社製品の方が書き込み/読み込み転送速度が圧倒的に早い
・ただしWD REDの方が動作時の省電力性能・静音性には優れており、本来の製品の趣旨に沿っている

ということになります。

Seagate「NAS HDD」と「WD REDのスペック比較

以下は余談ですが、最近はOSやNAS管理ソフトの性能が著しく向上していて、個人ユーザがディスクレスのNASキットに、「WD RED」を複数枚搭載してRAID運用する方が、中小企業様がディスク搭載型のNAS製品を使うよりも、製品寿命・安全性・柔軟性・高速性、そしてコストパフォーマンスなどすべての面で高くなる、というような逆転現象が起きつつあると感じます。

今のところ我が国では内臓HDDのメーカーやブランドを開示するPC/ストレージメーカーは少数派ですが、この発売を機に、NASやPC機器に内臓するHDDブランドの開示が進んで、ユーザ様や我々販売店が用途や費用に合わせて選択できるような環境が整うと良いな、と思っております。